撫子木華と牙白磁一輪差 |小野 法衣店

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撫子木華と牙白磁一輪差

仏具のご案内

伝承の技が創り出した逸品

古来より様々な行事の折、床はその象徴としてそれに相応しい室礼がなされ、様々な華が飾られてきました。仏前には永遠に咲き続ける花「常花」を奉りますが、その常花制作の技術を用い、桧材から創りあげた撫子(なでしこ)の花に、木地彩色(淡い絵具を使用し、木の上に直接彩色する彩色法)を施し、床置用の木華を制作いたしました。
永遠に続く清楚な美しさが床を飾ります。撫子(なでしこ)の花は、上品な一輪差に活けられています。北宋時代(十世紀後半から十二世紀)、河北省の定窯という名窯で作られた白磁は端正で精緻な作りで、南宋官窯の青磁とともに「神品」とも呼ばれています。
色調は、ややクリームがかった暖かさを感じさせるもので、象牙を思わせることから「牙白磁」とも呼ばれます。現代でもその芸術的価値は非常に高く、この高貴で品位がありながらも、暖かさを感じさせる質感を現代生活に生かして一輪差を制作し、撫子木華に合わせました。

※制作には約1ヶ月半を要します。

仕様
撫子木華:桧材 木地彩色仕上げ
牙白磁一輪差:牙白地
寸法
撫子木華:水上寸法 約一尺二寸
牙白磁一輪差:直径101/高さ153㎜

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